「学生演劇応援団」とは

京都のカルチャー「学生演劇」の魅力を、今こそ広く届けたい!

「大学の街」と呼ばれる京都には多くの学生演劇グループが存在し、 それぞれが個性豊かな舞台表現に取り組んでいます。京都を代表するサブカルチャーの一つである学生演劇が今、コロナ禍で大きな危機に直面しています。「活動が制限され技術継承ができない」、「観客の前で公演する機会がない」、「長年の活動に終止符を打ち、廃部する劇団が出てきたー」。若き演劇人たちからは、悲鳴にも似た切実な声が上がっています。
苦しい状況にある今こそ学生演劇の魅力を発信し、京都が育んできた独自のカルチャーをさらに大きく、より広く伝えていきたい。そんな願いから「ハンケイ京都新聞」ではこの春、学生演劇の魅力に触れる情報がぎゅっと詰まったwebサイト「学生演劇応援団」を開設します。
学生演劇に携わる様々な学生さんにスポットを当てた特集記事をはじめ、「京都で生まれた舞台芸術の灯火を守りたい」と生まれた「THEATRE E9 KYOTO」とも連携し、プロの演出家や舞台監督などのインタビュー記事を連載形式で紹介します。
また、学生演劇の公演情報も掲載し、多様な魅力が光る学生演劇グループをつなぐ団体情報のコーナーと合わせて、「今、京都で観られる学生演劇」をリアルタイムでご案内します。さらに今後は、学生たちの公募作品による「学生演劇フェスティバル」も開催予定。文化芸術が創造する未来へ向けて、若き学生演劇の胎動をお届けしていきます。開幕まであと少し、どうぞご期待ください。

2022年5月10日
ハンケイ京都新聞


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