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3つの学生劇団が集結!!合同ワークショップ会を開催!

12月7日、京都橘大学で3つの学生演劇が集まる「合同ワークショップ会」を開催しました。今回行ったワークショップは、主に「俳優が演技の技術やヒントを身につける」ために行うトレーニングやウォーミングアップなど。参加したのは、京都橘大学の劇団洗濯氣、京都府立大学の演劇実験場下鴨劇場、龍谷大学の劇団未踏座の3劇団で、各劇団がそれぞれ、遊びやゲームの要素を交えたワークショップを持ち寄りました。さらに、以前今サイトで取材した、劇団FAXの玉井秀和さんを講師に迎え、本格的な役者のワークショップも実施。どのワークショップも大変盛り上がり、2時間があっという間に過ぎました。今回は、そんな合同ワークショップ会の様子をレポートします。

■下鴨劇場のワークショップ「千両アクター」

下鴨劇場が持ってきたのは、「千両アクター」という即興劇を演じるボードゲーム。3劇団混合でグループ分けし、まずは、カードを引いて、「コンビニ強盗」や「結婚式」などの即興劇の場面と複数の配役を決めます。その後、「NGワード」を自分では見えないよう額のあたりに掲げ、即興劇がスタート。自分以外のNGワードを見て、それを言わせようと演技で誘導しながら、即興劇が展開していきます。その場でのアドリブの演技が生きる、このワークショップは白熱し、参加者の距離が一気に近づきました。

■劇団洗濯氣のワークショップ「ヤー!アー!ダー!」

劇団洗濯氣が持ってきたのは、反射神経が問われる2つのワークショップ。特に盛り上がったのは、「ヤー!アー!ダー!」というもの。数人で輪になり、「ヤー!」「アー!」「ダー!」という3種類の掛け声と動きを、テンポよく繋いでいきます。テンポを崩した人、掛け声や動きを間違えた人が順番に脱落。最後にはチーム内で最も上手な3人の頂上決戦に。演劇で大切な要素の1つである「テンポ」が、見事に上達するゲームでした。

■劇団FAX玉井さんのワークショップ「アンサンブル」

最後は劇団FAXの玉井さんによるパートです。メインは「アンサンブル」という身体を大きく使うワークショップ。数人で集まってグループを作り、先頭の人がリーダーに。リーダーが動き始めたら、後ろのメンバーはそれを真似します。その後、リーダーは好きなタイミングで動きをストップして、体の向きを変えます。すると、後ろのメンバーもそれに合わせて方向転換。その瞬間、グループの先頭にいる人が変わるので、それに合わせてリーダーを交代し、再び、後ろのメンバーがリーダーの真似をしながら動き出します。

最初はシンプルに「歩く」動きからスタート。後半に進むにしたがって、玉井さんからタスクがたくさん課せられます。他のグループと速度を合わせたり、全体で「生命の歴史」を表現したり……。終盤は冬場にもかかわらず、汗をかくほどの熱気に包まれました。他の俳優の演技や、舞台上の空気を感じながら、自分の演技を調整していくためのヒントがつかめるワークショップ。玉井さんは「静かな演劇のワークショップもいいけど、こういう激しく身体を使うようなワークショップにもチャレンジしてみて欲しい」と話しました。

大盛り上がりで終了した学生劇団の合同ワークショップ会。
今後も「学生演劇応援団」では、劇団同士の交流が深まるような企画を実施していきます!
(執筆/久野 泰輝)


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